ローリングストックをすれば非常食はゴミにならない

災害というのはいつ起こるか分からないもので、普段から非常用の食品を備えることが大切です。但し非常食にも賞味・消費期限があるので、それを逃してゴミにするケースが少なくありません。

そこで推奨されるのが、ローリングストックという食糧備蓄方法です。当備蓄方法のポイントは、食料品などの消費と購入をタイミング良く繰り返すことです。非常食にも賞味期限があるので、備蓄された食料や水などを放置すると期限切れになるリスクがあります。

そのまま災害発生に巻き込まれると、備蓄された非常食が無駄になる恐れもあります。このような事態を防ぐ対策として、賞味期限近くの非常食を日常生活の中で消費することが挙げられます。そして消費した分は新たに購入し、補充しておくことが大事です。

ローリングストックのメリットは、一定量の食料を自宅に常時確保できることです。災害に備えられることに加えて、備蓄食料を普段使いできる安心感があります。非常食はアウトドアやレジャーでも使えるので、手軽に食料を摂取したい場合に便利です。

非常食を普段使いで消費しても、減った分だけ直ぐに補充すれば問題ありません。但し、ローリングストックは消費と補充を繰り返すのがポイントなので、補充しやすい食材にするのがコツです。ローリングストックのメリットの一つが、非常食の試食ができることです。

賞味期限の近い食料を次々に消費することで、新たな食材を試せます。非常食は日々クウォリテイが向上しており、より美味しくなってきています。好みの味を見つけられれば、ローリングストックのモチベーションにもなります。

非常食は基本的に割高な商品が多く、賞味期限を切らしてゴミにするのは大きな損失です。非常食の賞味期限に関しても、食材や商品によって異なってきます。それ故、補充する際には賞味期限を確認し、期限が近いものをまとめて保管するのが良いと言えます。

そして肝心なのが、備蓄している量を把握しておくことです。非常食が何日分の食料に相当するか分かっていれば、食料の量を調整しやすくなります。特に水に関しては、夏に多めに備蓄するのが良いでしょう。